声優、俳優として活動中の高城元気の個人ブログです。大事なことも日々のことも楽しく記録していけたらいいですねぇ~
蒼空時雨のこと
2011年07月24日 (日) | 編集 |
蒼空時雨、おかげ様をもちまして全日満員という最高の形で無事千秋楽を終えることができました!
ご来場いただいたお客様、ありがとうございました!!
スタッフ&キャストの皆さん、お疲れ様でした!!

自分にとってとても有難く、感謝してもしきれない公演でした。
未だ頭の中をクルクル回っている蒼空時雨のことを振り返って文章に残してみようと思います。
「蒼空時雨」のキーワードで当ブログにたどり着いた方へ。
いわゆるネタバレに当たる表現が沢山あるかもしれません。
これから小説をご覧になる場合はご注意下さい。

蒼空集合




ナデシコジャパン。
この言葉を初めて聞いたのは千秋楽が終わった後でした。
世の中がどの位ヒートアップしたのかはよくわかりませんが、少なくとも僕の中で「蒼空時雨」のフィーバーっぷりはそれをぶっちぎっていたようです。
何と幸せなことでしょう!

さてさて、全日程を終えてから数日が経ってしまいました。

「何から書いたら良いだろう?」

と、溢れる思い出を上手く纏めらず書いては消し書いては消し。
成る程、手紙を書く彼はこういう気持ちだったのかも!?
なんて今になって更なる発見をしてみたり。

きっと長くなってしまうから、なるべく分かりやすいように、分割で書いていきますね!
それでも右足とか右脳とかが先走ってしまいましたらごめんなさい。

これまで沢山のお芝居を観て、まだまだ少ないけれど素敵な作品ばかりに関わらせてもらってきました。
ところが振り返ってみると、観るにしても演じるにしても恋愛そのものを100%って作品はあまり思い浮かびません。
僕なんかは、好きとか嫌いとかあんまりストレートに言われるとつい照れちゃいます。
でも、ドラゴンと戦う心情を体験したことはなくても、クラスに気になる子はいたハズです。
誰しもどこか心あたりのある気持ちに真っ直ぐに向き合った作品だからキュンとしたりソワソワしたりするのでしょう。

お芝居の中の多くの要素は虚構のもので。
舞台上で流れる気持ちの応酬は結構本気で。

生の心でおもてなし!とか。改めて凄い仕事だよなぁと思いつつも、、
やるからには全力をつくそう!
と母親に感想を聞いた時の照れ隠しを考えた後、ガッチリファイティングポーズを決めたのでした。

顔合わせに先駆けて、原作を読ませていただいてました。
自分の役に惚れ込むナルシストな高城は、オムニバスという作品の構成に甘え、まず4話「日の照りながら雨の降る」を読み、その後初めから最後までを読みました。
贔屓目があったか無かったかわかりませんが、夏音と稜の物語に一番惹かれました。
僕のいただいた役は朽月稜。

ヤッタ!

幸せな気持ちで蒼空時雨生活がスタートしました。

夏音と稜の物語には誰にも言えない秘密と命の期限という、通常の恋愛よりもヘビーな設定が付きまといます。
台本にして稜が登場するのは8ページ程だったかな。
大人の事情により(笑)最終的にセリフでの分量はその6割位に収まりました。
その中で一生分の恋愛をする。
初めこそ目眩を覚えたものの、夏音さん曰く

「とても窮屈な恋愛になってしまうけど、、必ず幸せになれるから」

とのこと。成程、イイネ!これは逆に演じ甲斐があるじゃないですか!

自分が死んだ後に恋人へ届く手紙を書き続ける稜くん。
それは思いやりであり、愛情であり、同時にエゴや矛盾を同じ位に含んだ実に人間らしい行為だと思いました。

僕、彼の立場なら書くかもしれない。手紙。

朽月稜の伝えたいことをどうにか自分を窓口にして全部表現したい!
僕は通常、掘り下げたり研究する程にその役を好きになります。
稜くんには特に感情移入する要素が沢山ありました。
登場する時間とは裏腹に初めから背負っているものの密度がとんでもなく高いのです。
朽月稜にのめり込みました。

「先に死んでしまうだろう僕がキミ(夏音)の為に出来ることはなんだろう」

そうやって朽月稜を精一杯演じた僕が、今「蒼空時雨」で一番好きなのは朽月夏音です。

ビックリ。
お芝居の中で、というか日常においても、自分にとってずっと憧れてて絶対に必要だったものを稜くんから授かったように思います。
少し、目標に近づいたかなぁ?


次は、稜くんとの格闘日記(?)を!
それからキャストの皆さんの紹介をさせていただきまっす☆
まだまだ続くぜ~
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