声優、俳優として活動中の高城元気の個人ブログです。大事なことも日々のことも楽しく記録していけたらいいですねぇ~
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バースデーメモリ3 第18.5話
2011年10月06日 (木) | 編集 |
1階と2階を合わせてもそんなに広いフロアではない。

オークションに関係ありそうな人、物、会話、、何かないか?

目と耳に神経を集中しながら徘徊する。。


実を言うと更に上に『特別展望台』なる場所がある。
ただ、入場料が半端ないんだよねぇ。
こういうトコついケチっちゃうのがしがない私立探偵の悲しい性ってヤツだ。

ただの手紙に大枚叩いちゃうVIPな方々はオレらと同じ夜景じゃ感動出来ないのかしら?

気付くとさっき見知らぬお兄さんに声をかけたカフェの前に戻っていた。

「あ~こりゃ、ダメかもわからんね。。」

とその時。

いた。
あった。

カフェの中に水色の封筒を眺める金髪の男。

メモリーズカプセルコーポレーション!
宛名は、、朽月夏音様!!
ビンゴだ。




「すみませ~ん、その封筒どこで手に入れたんでしょーかぁ?」

「!?急ニナンデスカ、アナタドチラ様カ?」

「ぁ~、細羽探偵事務所の細羽蒼真と申します。実はその手紙の持ち主から回収の依頼を受けてまして、、」

「ダメ、アゲナイヨ。コレハワタシ5000000ダラーデ落札シタノダカラ♪」

あぁ、金持ちが憎い。

「ワタシノ名前はビッグ・ケンジ・ロック!デハコウシマショウ、ミスター細羽。アナタガコノ手紙ヨリモワタシヲ楽シマセテクレタラ考エテモイイ。」

「と、言いますと?」

「ワタシ、最近モンスターハンタート言ウゲーム大好キデス。従者ニプレイサセテソレヲ鑑賞シマース。」

自分でやらないんだ、、

「彼ト勝負シテアナタガ勝ッタラ手紙プレゼントシマショー。」

そしてオレの前に現れたのは、、
あ。この人知ってる。
日本一のモンスターハンタープレイヤー集団、チーム天鱗日和のShinyaさんだ!

「ちょっと、日本一を相手にするのは流石に、、」

「いえ、僕の実力はせいぜい3番手位ですよ。」

「逆にリアルで嫌です。」

「ハハハ」

「あ、でもオレゲーム機持ってないっすよ?」

「ワタシノヲ貸シマス。」

「ども。」

起動。

-データがありません-

「はぃ?あの、データ無いって、、」

「うそぉォぉォ!??!?」

あ、何かが崩壊した。

「シ、仕方ナイデスネ、誰カPSP持ッテナイデスカ?」

「あ、俺持ってますよ。」


と、現れたのはさっきの見知らぬお兄さん!?
、、やっぱ関係無くないじゃん。

改めて起動。

プレイヤーキャラ『スズメ』
お供アイルー『蒼真』『門起』

アンタ参加する気満々じゃねぇか!!

とにかくやるしかない。

村クエスト☆☆☆☆☆レベル、ターゲットはジンオウガのタイムアタック。

「あ、Shinyaさん、武器は?」

「ハンマーです。」

ガチかよ。

レディ、、ゴー!

うぉぉぉ、オレのライトボウガンが火を吹くぜ!

、、
、、、

「Shinya、調子ドウデスカ」

「あ、今ジンオウガがスタンしました。」

こっちはオレがスタンしました。。

「オー、モウ弱ッテマスネ!」

こっちはオレが弱ってます。回復っと。

結果。

惨敗。

しょーがないっしょ!
ゲームじゃ『気持ちだろ』作戦とか無理だし。
ゲームは一日一時間が鉄則だぃ。

「、、ウゥ、、負ケガ確定シテカラも懸命ニ戦ウ姿、、感動シマシマシタ。楽シカッタ、コノ手紙ハ差シ上ゲマス。」

、、ゲームも気持ちでした。
金持ちの考えることはやっぱわかんね。


「!何だあれは!?あんな所にカンガルーがいる!」

は?

「タワーの下だ、手紙を持ってるぞ!」

PSPを貸してくれた人が叫ぶ。

怪党バンブルビーか。
オレはすぐさまカフェを後にした。
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バースデーメモリ3 第18話
2011年10月06日 (木) | 編集 |
東京タワー。

テレビが地上デジタル放送に完全移行した今でも人が訪れなくなることは無かった。

オレ達の東京タワーの認識は電波塔としてよりも観光地としてのイメージが強かったみたい。

「さってと、、」

オレは迷わず大展望台へのチケットを購入する。

理由は簡単。

こんなに目立つ場所で開く悪~いオークションだ。
人から隠れて行うよりも、むしろ人に隠れていたほうが安全ってもんです。
更に、オレはオークションの開始時間を知らない。
情報収集は元より必要ってわけ。


東京タワー大展望台。

ガラス張りの外壁からは東京の夜景が一望できる。
実はオレ、東京タワーに昇るのって始めてだったりするんだよね。。
今度妃乃を誘ってみようか。。ベタだねって笑われるかしらん??

1階2階と2フロアで構成される円形の展望室をグルグル回る。
回遊魚にでもなった気分っす。

まさか「オークション会場」なんて張り紙があるわけもなく、オレはフロア中の客を監察しながら歩く。

カップル、親子連れ、外国からの旅行客、ライブ中のバンド、、、
ん~、もう子供すら怪しく見える始末。

参ったねこりゃ。

ん?

カフェのカウンターに座る男性と目が合った。よし。

「すいませぇん、あのぉ、今日ここでオークション的なアレがあるって聞きまして~」

「え?いやぁ、何ですか?それ」

「アレ?っと、関係無い?」

「違うと思います。」

ん。人違い。次ぎ行ってみよー。
バースデーメモリ3 第17話
2011年10月06日 (木) | 編集 |


日の出桟橋から歩くこと暫く、目的地の東京タワーが見えてきた頃にはもうすっかり夜になっていた。


東京ドーム、スカイツリー、南砂町、有明、そして次は東京タワーか。。


今オレの中には一つ、大きく気になることがある。

昨夜家に届いた銀の卵のことだ。

・差出人不明で割れない卵。

・箱の裏側の不気味な逆五芒星。

・ぎっしり詰まっていたお札には卵を忘れずに持ち歩くよう書いてあった。

ところが今日一日、この郵便物に関する手がかりは何一つ無い。
鞄の中から卵を取り出したことは無いんだよね。

いくらオレでも一日でこんなに怪党に出くわすなんてそうそうあることじゃないし、何かしら向こうからコンタクトがあっても良さそうなもんなんだけどな?


んで、肝心のお仕事。こっちも成果はイマイチ。
さんざん封筒を追い回してきたけれど、本命の朽月夏音さん宛の手紙はまだ一通しか回収出来ていない。

まぁ情報なんて不確かなものだし。間違ってることなんてしょっちゅうなのだけど。

現に朝届いた情報屋樋口からのメールでは、東京ドームの地下で手紙のオークションがあるらしいと聞いたが実際には東京タワーでオークションが行われるみたい。

そう、不確かな情報。

『東京ドーム』で掴まされたのはアイドルコンサートのチケット。
『スカイツリー』ではメモリーズカプセルコーポレーションの存在を知るが朽月夏音さん宛の手紙では無かった。
『南砂町』のメモリーズカプセルコーポレーション支所は破壊され、、
『有明支所』へ向かったハズがバンブルビーやエンマの邪魔に遭い、三木谷って人からやっと手に入れたメモリーズカプセルコーポレーションの封筒からはただの観光案内。

ここまで完全に情報に踊らされてるんだよなぁ、かっこわり。

唯一手に入れた手紙は人が「持ってきてくれた」ものだ。
さっき水上バスで出会った男。結局最後まで名乗らなかった。
メモリーズカプセルコーポレーションに敵対する組織の人間だと思っていたんだけどね。
だったらちょっとおかしい。
本当にオレを止めたいなら何もしなければ良かった。
水上バスから降りたところで途方に暮れるしか無かったのだから。。

ん~。ま、考えても分かんないもんは分かんない!

シンプルにいこう。

オレの任務は朽月夏音さん宛の手紙を回収すること!
途中で邪魔する奴がいたらぶっとばーす。

よっし、東京タワー、行ってみましょ♪
魅惑の夜景が待っている!
バースデーメモリ3 第16.5話
2011年10月06日 (木) | 編集 |
通りすがりの仮面ライダーさ
太陽が沈み、夜の帳が下りて行く。

それは闇の人間達による第二ステージの開幕を意味していた。

善良な私立探偵ことオレ、細羽蒼真にとってもそれは同じ。

どんなお仕事でも夜の方が時給がいいのは変わらないのね。

「不吉な雲が空を覆って行く。見ろ、空と大地を繋ぐかの様にそびえ立つ真っ赤な塔を!」

「東京タワーっすね。」

「不吉だ、禍々しいオーラが溢れている。」

「夜になるから電気ついたんスね。」

「あそこで今日、様々な手紙を扱う闇のオークションが開かれる。中でも著名人の秘密やいわくつきの手紙、ラブレターの類は高額で取り引きされるそうだ。」

「高尚なご趣味でいらっしゃる。」

オレなら手紙競り落とす金があったら滞納してる家賃に回すか、これから来る冬に備えてエアコン代に充てるのだけど。
とはいえ、その昔クラスの女子が授業中に回していた手紙の中身が気にならなかったかというとそうでもない。
そんな風に考えるとやっぱりよゆーのあるヒトの「高尚なご趣味」には違いないのかも知れない。

「蒼真、お前の覚悟が本物であると言うなら、日の出桟橋から東京タワーへ向か、、、、」

♪その時流れ始めるメロディアスなBGM♪

爆笑。

「アンタ凄いな!持ってんな!!なんかエンディングみたくなってんよ!?」

 「あぁ、、、、正直ご満悦だ!!!」 

そしてがっちり握手を交わす。

「お前の行く道に幸運が待っていることを祈っているよ。」

「そりゃどうも。で、アンタの名前は?」

「、、通りすがりの仮面ライダーさ」

「いや、そうじゃな、、」

「それにしても不吉な雲、不吉な雲だ!」

「、、、」

「おぉ不吉な鳥だ!」

男は有無を言わさず自分の世界へ帰っていった。。。
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