声優、俳優として活動中の高城元気の個人ブログです。大事なことも日々のことも楽しく記録していけたらいいですねぇ~
バースデーメモリR24
2010年10月04日 (月) | 編集 |



蒲田に到着すると俺のケータイが鳴った。

門起からだ。

「蒼真~助けてくれ~」

「何言ってんの?忙しいんだけど」

「パチンコ言ってたらさぁ、綺麗なお姉さんがいて、わぁ~、綺麗だなぁって思ってたら捕まっちゃった」

「死ね!」

「今縛られててさ、お前が来てくんないと服、一枚ずつ脱がされちゃうんだよね。まぁそれもアリかも知れないけど、、ゲヘへ」

「蒼真、あいつは見捨ててはダメか?」

とセセリ。

「まぁそれもアリかも知れないけど、、ゲヘへ」

どちらにしろ向こうさん、俺をご指名のようだし、リクエストには答えましょ。
駅を出ると目の前にパチンコ店。店内には、、門起の姿はない。

どこだ?

「ホソバソウマー!!!」

振り向くと謎の着ぐるみ!
あぁ、俺この流れ知ってるよ、、走るんだよなぁ、やっぱり。


あ、逃げた。

くそっ!

夜の商店街を走る着ぐるみ。それを追う俺とセセリとお弟子さん!

幸い人の影は少ない。

ウ゛ィィィン、、



門起からの電話だ。


「蒼真~今どの辺~?」

「うっせ!向かってんよ!」


追跡すること10数分。
たどり着いたのは駅のすぐ近く。

「ハァハァ、、お前、何故走った!!」

「フフフ、、」

着ぐるみ達の奥から真っ黒なドレスに身を包んだ一人の女性が現れる。

「君は、、よーこちゃん!?」


「違う。私の名前は、、」


、、ゴクリ。


「ヒカサだ!」

「、、あ、うん、よしテイク2いってみようか。じゃ、今度本番な。」

「うるさーい!私は始祖ヒカサ!この世に始祖は私だけでいい。勝負だぁ!!」

、、申し遅れました、俺始祖ッス。
子供の頃に色々ありまして。

「わかったわかった、何で戦うの?」

「ポージング対決だ!私達3人のポージングを一度見た後忠実に再現してもらう!」

「こっちも3人でいいよね?皆体ちょー動くぜ?」

「ダメだ!、、(腹心がゴニョゴニョ)いゃ、いいみたいだ!」

ボスキャラ、頑張るんだ!

「その前に、、ちょっと私も着ぐるみ着させて、、」

何故わざわざ残念な格好したがる?

あ、そうだ

「セセリ、やっちゃおうぜ!実力行使だ!」

「ま、待て!こういう時は待つのがヒーローだろう!!?」

むぅ。
今日さんざん俺ちんヒーロー♪とか言っちゃったしな。


「よし、勝負!」


バッ、バッ、バッ!

各々繰り出すポージング。
、、ギリ覚えた、、と思う。

「よーし、やってみろ!」
バッ、バッ、バッ!
どうだ?

「貴様!何だそのポージングは!」

まさかのNGは何とセセリ。

「私達の動きはそんなにキレてない!ナメるなぁ!!」

もう、何言ってんのこの人。

その後、バッチリニュアンス(?)も決めて俺達の勝利。

ふぅ。

その時、縄から解き放たれた門起が腹心の一人(女子)に襲いかかる!

「セセリ、実力行使で。」
「任せろ」

ザシュ。
撃沈する門起。


ヒカサが呟く

「細羽蒼真、なぜ私達にトドメを刺さない?」

んじゃあ、、

俺は懐からラーバルメモリ用の注射を取り出す。

「キャリーフライはどこで手に入れた?」

「品川だ。今ならまだ間に合うかもしれない。急いだらどうだ?」

プスリ。
始祖(?)ヒカサの記憶を書き替えた。

「ラーバルメモリが効いたってことはキミの力ってのは偽物だったのかな?とりあえずメモリに関する記憶、いじっときましたよっと」

さぁ、残るは今回の依頼主、謎の大富豪に直接会ってお話ししてみましょ。

キャリーフライが本当にいたとして、誰かの手に渡るなら何とかしないと。


つか、今日一日の労働代と経費は誰か出してくれんのかな?

イザというとき、真っ先に門起をブン殴る為、グッタリノビている兄貴を引きずって俺は品川へ向かった。

いよいよ、ファイナルステージ!



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