声優、俳優として活動中の高城元気の個人ブログです。大事なことも日々のことも楽しく記録していけたらいいですねぇ~
皆城総士
2011年01月16日 (日) | 編集 |
メゾン高城って分類、久しぶりに書くなぁ。

今回の総士くんにも大変お世話になりました。

端々これまでも書いてきましたが、ちょっとまとめておきます。


こと身を出す芝居に関しては、他の役から大きく影響を受けて変化、成長してゆく役を多く担当させていただいているように思います。
総士についてそれが全くないわけではなかったのですが、基本一騎を揺さぶることによって全体に影響したい。
演出の思惑としては、翔子と一騎のストーリー上、甲洋に続くヒールポジション。それが皆城総士でした。
あ、勿論この舞台という括りの中でですよ?

感情豊かな少年少女達。その心の波を責務と信念の元に抑えつけてゆく。
時には翔子と真矢を引き離し、結果的に一騎と会わせない要因を作ったりまでします。

彼の中にも仲間達のような年相応の熱い気持ちはあります。そしてついそれを表現したくなる高城。
そうすると、決まって演出からは
「高城さん、そこも押さえていきましょうか!」
という指示が出ます。

僕は、皆城総士くんはちょっと不器用な普通の中学生なんだろうと思います。
ただ、総士が背負わざるをえなかったことは、今の彼のキャパシティーをはるかに越えている。
他を捨てて徹しなければ。そう育てられてきたし、アニメで言うとROL後は彼自信が強くそう思ったのだろう。


『パイロットでもないのに、口出ししないでくれ』


遠見真矢に彼が見ないようにしていた自信の熱い部分を突かれ、アニメでは思わず叫んでしまったセリフ。

「高城さん、我慢しちゃいましょうか」

叫ばない。
シビアな演出。でも、言われてみるとなるほどと思う。

ここは破錠してしまった一騎との関係を修復する、「お部屋探訪」シーンへの繋がりのやりとりなのだった。
それがあって一騎出撃→翔子へと続いて行くのです。
この場合総士の物語を全面に出さない方がこの舞台の特性上ベターなのだ。
我慢我慢!

考えてみれば忍ぶことは総士を演じる上での大事な要素だったのです。
だから、剣司、衛、咲良たちとも思うところはあっても心のキャッチボールは0で。
コメディーシーン以外☆
学校で友達として再開した次のシーンで『彼らは全員パイロット候補だ』と壁を作った物言いをするのが印象的。
逆にその学校のシーンは「芝居で」「本心」に近い表現をするという、わけわからいことになってましたね。


総士が精一杯振りきって生きている人間らしい暖かさを全面に出す女の子、真矢への特別な気持ちは、先述の対話を成功させる鍵。。
とか書くと作為的すぎて嫌な感じもしますが(笑)前半から目線など細かい仕込みをしてみたり。


一騎に関しては、、、まぁ言うまでもないですね。べったりしてました。
返し稽古中、、

高城「一回目と二回目、どっちが傷つく??」
武田「、、二回目のが嫌ッス」
高城「じゃあそっちで!」

みたいなやりとりが頻繁にあったっけ。
一騎を凹ませるが課題でした。



物語全体の流れを理解して、役割毎に最適な感情の放物線を考える。
改めて、とってもありがたい芝居をさせていただいたのだと思う。
演出サマサマでした。


ビジュアル面に関しては楽しく用意しました。
私服はオークションに張り付いて、原作そっくりなのを探し、、「こんな感じで!」
髪の色は周りと浮き過ぎないレベルを意識しつつ、行きつけの美容室で「こんな感じで!」
後からエクステをメイクさんにつけていただき、髪型はビジュアルファンブックみながら「こんな感じで!」
シューズ頑張り過ぎて竹馬状態だったのを衣装さんと相談しつつ修正を加え「こんな感じで!」
顔のキズも一騎に付けてもらったらテンション上がるな!ってことで、忙しい武田君に書いてもらった「こんな感じで!」

ほとんど他力本願だぜ☆

自力だったのはなるべく胸を張ること位か?
可能な限りパンプアップしてる風(←残念)にしないと残念すぎるシルエットだったからなぁ。

見返らず美人?
そんなわけで一番自信のある後ろ姿☆

、、と冗談はさておき


竜宮記念館の記事を書いている時に思ったけど、芝居が入っていないと大して総士っぽくないなぁ

舞台の上ではどうだったろう?

原作であるアニメ版、喜安さんのお芝居とは全然違うものかも知れない。
でも、皆城総士としてそこにいられるよう努めました。
出番前、iPodでangelaさんのProofを聴いてテンション作ってたのが懐かしいなぁ。

少しでも竜宮島の空気を伝えるお手伝いができてたら嬉しいです。


衣装協力:コスパ
スポンサーサイト