声優、俳優として活動中の高城元気の個人ブログです。大事なことも日々のことも楽しく記録していけたらいいですねぇ~
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バースデーメモリ3 第16話
2011年10月05日 (水) | 編集 |
水上バス
海上バスに乗りぼんやり外を眺める。

キレイだ。

出来ればお仕事じゃなくここに来たかったね。

そんなセンチメンタルに浸る青年のハートを撃ち抜くかのような無機質な感触を背中に感じる。

-カチャリ-

「おっと振り向くなよ、細羽蒼真」

「アンタは?」

「俺は、、」

ドギュン!!

電子的な発砲音が船内の虚空に響く。

「その声、その音、、怪党ディケイドか?」

「誰だそれは。そんなものと一緒にしてもらっては困る」

「そっすか」

「お前と交渉する為に来た」

こういう交渉?とやらで物事上手くいったって話は聞いたことがない。

「これを見ろ」

「!」

間違いない。朽月夏音さん宛の手紙、今度こそ名前が入ってる本物だ。

「見てわかる通りお前が捜している手紙だ。これと引き換えに今回の件から手を引いて欲しい。」

成る程そうきましたか。

「オレが依頼されたのは無くなった手紙全ての捜索だ。アンタがメモリーズカプセルコーポレーションを潰して回ってる組織の人間だとしたら、取り引きに応じてこの一通を手に入れたところで無くなる手紙は増える一方。」

「フッ。さすがに察しがいいな細羽蒼真。これはお互いの妥協案だと思ってくれていい。」

「いやぁ、うちは安心と信頼がモットーなもんで。一通しか無理でしたってのはちょっと。」

「ではこれならどうだ?」

差し出されたのは見知った仲間達の写真。
佳村はるか佳村はるか
木下真一木下真一
折戸マリ折戸マリ
日笠陽子日笠陽子
でいびもいび

巷で人気のでいびもいびまでっ!!!

「我々のスナイパーを各々に配備している。お前の返答次第では、、」

「きったねぇの。」

「さぁ!どちらを選ぶ?」

「は?」

「手紙を取るか仲間を取るか!二つに一つだ。」

「ちょっと待ったぁぁぁ!!平和にお手紙一通もらってお家へ帰るって選択肢が消えちゃいましたけども??今手紙取ったら仲間撃たれちゃうんでしょ!?条件悪っ」

「強情なお前が悪い。時には非情な選択も必要なんじゃないか?探偵君?」

、、、、

「、、選べない、、いや、選ばないよ俺は。」

「何だと?」

「仲間を見捨てるのは論外、そもそもどちらを選んでもここで引き下がったら依頼を達成できないことに変わりない。言ったでしょ?細羽ビューティー、、細羽探偵事務所は安心と信頼がモットー。仲間は助けるし依頼も達成してみせる。」

「、、、」

「、、、」

「、、この欲張りさんめ。お前の覚悟、よく分かった。ほらよ、両方もっていけ。」

「え?いいの??」

「あぁ。ときに細羽蒼真。お前が今日辿ってきた道筋。不自然だとは思わないか?」

東京ドーム、スカイツリー、南砂町の公園、有明、、東京名所巡り?じゃないよな。。

「まぁいい。まだ海上バスの到着まで時間がある。折角だ、甲板へ上がろう」

言うと男は席を立った。
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