声優、俳優として活動中の高城元気の個人ブログです。大事なことも日々のことも楽しく記録していけたらいいですねぇ~
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バースデーメモリ4 第22話
2012年10月08日 (月) | 編集 |

再び階段を登り始めた俺はまたしても奇妙な男に遭遇する。

「ほそは、ほそはね、、」

「細羽蒼真でっす」

「待っていたマヨ。マヨはアルカディアの三国の英雄マヨ!」

「?」

男は黒のスーツでバイオリンを構え、階段の踊り場に腰掛けていた。
、、傍らにマヨネーズを置き、語尾にマヨマヨ、、

「ちょっとキャラ作り欲張りすぎやしませんか?」

「うるさいマヨ!お前、この先に進みたいマヨか?」

「まぁ、せっかくここまで来たし進みたいマヨなぁ」

「ならば勝負マヨ!勝負の内容を当ててみるマヨ。ヒント、、演奏許可がおりなかった」


背筋を嫌な汗が伝った。


「あんたを見た時、バイオリン勝負だったらマズイなぁと思った。」

「フフフマヨ」

「でもバイオリンが禁止された今、最悪の戦いが頭を離れない」

「マスターに、、せっかくだからやれば?と言われたマヨ」

「バイオリンで殴りあうとかじゃないよね?」

「バイオリンは使わないマヨ」

「、、死ぬぞ」

「マーヨマヨマヨマヨ!!愚かなりほそ、、」

「細羽です」

「細羽蒼真!俺もまだ死にたくないマヨ~!!勝負は、、エアバイオリン対決」

「心底良かった」

「これ一本とかやってられないマヨ~」

「あぁ、健康に悪いな」

「ではマヨからいくマヨ~♪」

見えるっ!?
もっていないハズのバイオリンが!!

「フフフ、どうマヨか?」

「ぐっ、そうか予備動作。初心者はバイオリンを弾くことに注意が向かいがちだが、、経験者は弾く為に必要な体の使い方を熟知している、、それはあたかもそこに楽器があるかのように見せるのか」

「マヨマヨ、、己の無力さがわかったマヨか?」

「あぁわかったぜ、アンタに小細工なんかは通用しないってな!」

「マヨ?」

「音楽は心、響け俺の魂!今、全力を賭けて―きらきら星―」


―――

「ぐっばぁぁぁぁ!!!!こ、こんなことが、、」

マヨは階段を数段落ちた。

「技術じゃとても及ばなかった。音楽は心。土壇場でそれに気付かせてくれたのはアンタだ。いい勝負だったぜ」

「待つマヨ、、この先には日本古来の魂を受け継ぐお侍が待っている。せいぜい気を付けるマヨ」


お侍、か。
いったいどんな奴だ?
もうすぐ日が暮れる。
俺は先を急いだ。
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