声優、俳優として活動中の高城元気の個人ブログです。大事なことも日々のことも楽しく記録していけたらいいですねぇ~
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バースデーメモリ4 第26.5話
2012年10月10日 (水) | 編集 |

俺はヒーローではない。
5つのでいびもいびは揃ったのだから仕事は完了。
探偵としちゃ万々歳の結果である。
でもねぇ

「はぁ~。。」

その時、誰かの声が響いてきた。


「ついにここまで来たか」

「は?」

振り向くとスーツ姿の男が立っていた。

「私は吉田稔麿」

「吉田、、って幕末の革命児の?」

前に観た芝居に出てたから偶然知ってた。ラッキ。

「いかにも!私はその意思を継ぎ今宵、この帝都の要である東京都庁を爆破、その陥落を足掛かりとし、日本全土の掌握に取りかかるものとする」

「ぁ、ちょっと俺、ジャンル違うんで、、」

「細羽蒼真と言ったな」

「はぁ」

「でいびもいびは元々、忌々しきゴーインジャーの力を人形に封印し、この私が各地へばら蒔いたもの」

「何その超展開」

「それをたった一日で再び集めるとは、恐ろしい、恐ろしいぞ、、」

「いゃあ、俺はどっかのお金持ちにでいびもいび人形集めてきてネって依頼されたただの探偵さんでして」

「ほう、私の邪魔をしていたわけではないのだな?ならばそこで大人しく都庁の陥落を見届けるがよい」

「いゃいゃいゃでもホラ、爆破とかはちょっと、、」


『待てーーっ!』

夜の闇を引き裂いて現れた、、現れたタイツの人達!

「出たなゴーインジャー!」

「稔麿!お前の好きにはさせない、、フニャ~」

やっぱり力が出ないらしい。

「ハッハッハ、でいびもいびのないゴーインジャー等恐るるに足らん、お前達にこの私の邪魔は出来まい」

「ほ、細羽くん、、で、でいびもいびは、、?」

「え?いゃぁ、その、、」

「さぁ、今こそ我が理想郷実現の刻!」

、、あーもーしゃあないか

「さーせん!」

「?」

「ホントはもうこれ持って逃げちゃおうかなぁ~とか思ってたんスけど~」

「何だって!?」

「いゃでも、日本せーふくとかちょっとどうかと思うんで、、どぞ!」

でいびもいびをゴーインジャーに返す。
、、門起がうるせーだろうなぁ

「これさえあれば!有難う細羽くん!よし、いくぞみんな!」

『オー☆』

ゴーインジャーが吉田稔麿に向かって行く!


ぐしゃぁぁぁぁ!!


、、あっさり負けた。

「ちょっーっとぉ!?何これ!ぇ?この流れで負けんの?」

「すまない、俺達の力では勝てそうにない。細羽くん、でいびもいびを君に託す。その力で吉田稔麿を倒してくれ!」

「はぁ!?」

「簡単だ、そのでいびもいびをお手玉のように投げるんだ」

「お手玉?5つ同時に?」

「同時にだ」

、、ヒュ、ヒュ、ヒュ、ヒュ、ヒュ


、、ボトッ、ボトッ、ボトッ、ボトッ、ボトッ

「惜しい!もう一回!!」

「こらー!俺、お手玉得意とかWikipediaに書いてあった!?」

「いや、さっき思い付いた」

「何でそーゆーことすんの?」

「茶番はその辺にしてもらおうか理解せよ。お前達には私を止めることは出来ない」

やっべ
俺は咄嗟にでいびもいびを投げつけた

「と、し、ま、ろ、死ねーーー!」

「ぐわぁっ」

ぁ。効いた。

「細羽くん、もう一息だ!最後はあの技で!」

「あの技?」

「私が教えた技だ!」

「教わってねっす。つか強引過ぎない?さっきから!」

「それがゴーインジャーだ!!」

だめだこの人達。


「ぐっ、にわかヒーロー風情がっ!不意打ちは二度無いぞ、さぁ見よ、新宿の夜に咲く大輪の花火を!!」


んにゃろ、こうなりゃヤケだ!
ジャンルでも何でも超えてやんよ。
恥ずかしい?
目の前のタイツより一億倍ましだぃ

でいびもいびを握り締め叫ぶ

「5つのでいびもいびよ、今こそ集いて力となれ!ゴーイン、レインボウスッパァァァァァァァァァァァァッック!!」



「ぎぁぁぁやぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」




、、
、、、、


ゆっくりと目を開ける。

「、、稔麿は?」

「粉々になって消えたよ」

「やだグロい!」

「ほら、君のおかげで都庁も変わらずピンク色に輝いているよ」

「あらホント」

「細羽くん、さっきの闘い、見事だった!よければ俺達に代わって、、」

「結構です」

「!?」

「いゃあ、俺達の生活が皆さんのようなヒーローさんに支えられてるなんて知らなかったなぁ~凄い!それにでいびもいびは元々皆さんのものですしここはしっかりお返しするとゆーことで、、」


ライトアップされた東京都庁、そして広場ではこの後アーティストのライブか何かがあるらしく、きらびやかな舞台設営が進んでいる。

「ゴーインジャーの皆さんこれからも世界の平和をど~ぞ宜しくお願いしま~す、敬礼、ビシッ!」


俺はゴーインジャーにでいびもいびを押し付け、新宿の夜の中に戻って行った。
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