声優、俳優として活動中の高城元気の個人ブログです。大事なことも日々のことも楽しく記録していけたらいいですねぇ~
今岡真幸
2013年05月04日 (土) | 編集 |
彼を演じるにあたり、役の解釈はかなり自由にやらせていただきました。
今後、同じ本を別の方が演じたら違う今岡くんが生まれるでしょう。
あくまで高城バージョン、原作の宮城さんが見たら「ん?違うよ?」ってなるかもですし、
蛇足だぜ高城!と言われればゴメンナサイなのですが。。


大好きな役を終えた時、自分へのメモを残したい。それがカテゴリー、メゾン高城

興味を持って下さった方にちょっとでも「ふ~ん」ってなっていただけたら幸いです。



今岡くんの魅力は以前の記事でもちょっと触れましたが、多面性だったように思います。
親と話す時と友達と話す時って意識しなくても変わるでしょう?
そういうのが顕著に発揮できておいしかった

・絶対的に強い兄、充に対しては弱い弟のまま
疑念と恐怖を抱えたまま兄の元を去っているので成長出来てません。

・京夏達敵の前では高圧的に。
これはゲームへの高揚感からと兄への憧れからきたもの。虚勢もあると思う。

・話の中心から一歩引いている時とさとりと会話している時は基本クール、、というか陰気?
百鬼夜行前は大体この雰囲気で生きてきたんじゃなかなぁ?
他人と積極的に関わるのは苦手。人の嘘も自分の嘘も怖くてしかたなかったので。。

・充の死後、迷いから伊純に促されてプラスへ向かっていた時は純粋に。
本質はこういう子なんだと思いたい(笑)
ちなみにかなり一緒にいるランチュウ・デメコに登場シーン以外で意識を向けたのはこの時だけだったなぁ

今岡くん
衣装もこだわって下さっていて、襟?首周りが深いものになっています。
自分の殻から抜け出せないってイメージですね
髪型も陰な感じに。真ん中のピロンってやつは美容師さんとスタイリストさんと相談して決めました♪

終盤上着のチャックを開けるシーンをどこにするか悩みましたね~。
折角だし中も見せたい~とかいう軽い気持ちから始めたのですが案外深い理由になりました。
充殺害後?とも思ったのですが、今岡くんの心は晴れていないのでもっと後に。
結局伊純死後に落ち着きました。
吹っ切れたと言えばそう。でももう苦しみから逃げ出したいっていう半ばヤケな方に振れているのでちょっと可哀相。。
のぶさんからは、劇中で効果的なシーンがあればそこでやってもいいよ~
と言ってもらえてたのだけど、僕の発想ではどうにもおもむろにチャックを下げるセクシーコマンドーになりそうだったので、シーンの変わり目で変身しました(笑)


何人かのお客さんから、

「今岡くんの願いは何だったの?」

って聞かれました。
他の参加者はかなり明確に勝ったらどうするって決めてましたよね。

彼は結局自身の求める幸せの形に辿り着けなかったんですねぇ。
真の幸せ、、何とも皮肉な名前です。

主催者である白蔵主がどんな真意で参加者を集めたのかはわかりません。
ゲームの目的は殺生石を奪い合い、願いを叶えろ。
でしたが、裏の重要な目的は
目に見えるように具現化された心の闇=妖怪と共に百鬼夜行を過ごし、心のわだかまりを克服しましょう。
だったように思うのです。
ぁ、他のキャストさんは別の認識で戦ってたかもしれませんよ!?


妖怪さとりは心の闇。己の分身です。
別に妖怪が人間を陥れようとしているわけじゃありません。
終盤さとりに対して、
「もう俺を惑わすな」
という台詞がありましたが、ただ自分の中で迷っていたのです。
選択肢をことごとくネガティブに間違えてしまいました。

ハッピーエンドへ向かうチャンスは沢山あったんだけどなぁ~
充と再会させられた時。
充の心を読んだ時。
伊純に心を引き上げられた時。etc..

もう一歩奮起出来ればネ。。

百鬼夜行が心と向き合う行だとしたら「負け抜けた」順にクリアだったように感じます。

中学生、玄坂道さんなどは序盤から
「自分の心の問題だから自分で何とかしなきゃ」
とか言っちゃってて精神的にかなり最強だった。

逆にヒロイン水白京夏はやばかった。
方相氏の言うように、化け物になる一歩手前だったのかもしれないです。

闇の深さが妖怪の力の強さになるなら、百鬼夜行卒業を賭けた最終戦が京夏VS今岡なのも納得!

迷走しながら戦いに勝利した今岡くんが願ったのは

今岡「過去へ戻る、アイツの存在と全ての関係を消すんだ!」

でした。
それでは心の中の充さんは消えないし、それに耐えられないからって伊純さんを殺めてしまったハズなのに。
なんと見事なゲームオーバーっぷり。。

せめて
「過去へ戻る、アイツとの全ての関係をやりなおすんだ!」
とか言える様な心の成長ができたら。。

もしくは心を折らず、伊純さんと一緒に罪を償う。
ゲームは負け抜けかな?

うま~く勝ってみんな生き返っちゃう!!とかできればいいのだけど。
そしたらお話がどうなるかはシラネっす(笑)

百鬼夜行なんてゲームで勝利してハッピーエンドじゃ酷い物語ですもの。
そりゃ、彼のような存在は必要ですよねぇ^^;

でもいい子だったんです。
真面目で一途で、頑なでちょっと、いゃ大分?弱かった。。

親心の贔屓目だけど

彼にも真の幸せを見つけて欲しかったなぁ


ラスト、袖山&京夏のエピローグが流れている間、楽屋で一人ドヨ~ンとしている高城だったのでした。


うわ、今回めっちゃ長いな
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