声優、俳優として活動中の高城元気の個人ブログです。大事なことも日々のことも楽しく記録していけたらいいですねぇ~
バースデーメモリ6 17 エピローグ!?
2014年10月05日 (日) | 編集 |
『ラーバルメモリに終止符を。』

数年前とある伝説の怪党が発したこの号令の下、多くの人がその血と涙を流した。

決して世間に広く知られることはない戦い。

あの事件の只中に居て、今尚ひっそりとその恩恵を受けている者にはきっとそれなりの責任があるのだと思う。


――――


東京。

飛行機から降りた俺を待っていたのはただならぬ空気だった。
北海道と比べて明らかに熱い。
そして空気が重くるしい。。


俺は昨日の朝すぐに東京を発ってしまったので正確な現状を知らない。

空港、そして街の人々の様子を観察するも、表立って変わったところはない。
、、ように見える。

各地を調査していた仲間達が東京へ戻るにはまだ時間があるよなぁ?

ってんで俺はまず、幼虫回憶を使ってしまった知人の無事を確認に走った。

最初の犠牲者であった日笠は日比谷にある野外音楽堂で元気に歌を歌っていた。
ふむ、大丈夫っと。

バースデーメモリ野音
会場には体力を回復したディケイドと、やっぱり無事だったもじゃもじゃがいた。
捜査をかく乱したもじゃもじゃはとりあえすぶん殴っておかねばと思ったが、泣きながら梨を献上してきたので
「今回だけだぞ」
と言って大目に見てやった。俺、寛大。


バースデーメモリアルカディア元気
続いて、ほぼ壊滅かと思われたアルカディアのメンバーのうち数人の無事も確認出来た。
とりあえず皆には
「あのサプリ、実は大して効果ないらしいよ?プラシーボプラシーボ!」
と伝えておいた。



今思うと北海道では皆さんの間には全く幼虫回憶は広まっていなかった。
現物はおろか噂話も耳にはいっては来なかったもんね。

駅でボンヤリしていた俺に、ニコニコしながら付近の観光地図を渡してくれた駅員さん。
信号機のない横断歩道で明らかに向こうの間合いだったのに律儀に車を止めて通してくれた運転手さん。

良いところだったな。


だが、黒幕は言っていた。

「一年後には日本中の人民の心は私のもの」

この瞬間も密やかに、そして確実に人々の中に幼虫回憶は広まっているのかも知れない。
バッドサプリメントが日本中を侵食し、警戒心が消えた時、それは牙をむく。

つまりはその瞬間がタイムリミット。
全国民を人質に取られた時限爆弾って寸法ね。


この街の何処かに黒幕は潜んでいる。
だがしかし、一気に仕掛けて来ない以上、事態は長期戦の模様を呈してきた。

幼虫回憶、、ラーバルメモリと同じか、それと似た性質をもつ力なのは間違いないだろう。
この力を使って日本を支配しちゃうような悪役の人がいるってんなら、野放しにしてはおけないっしょ☆
ご町内の平和を護るのは、古来より正義の探偵さんのお仕事と相場は決まっているのです。
と、いうわけで、、


子猫の捜索から悪の組織の解体作業まで、ご用命の際は是非、細羽探偵事務所へ!!
お見積もりのご相談はお気軽に♪



よーし、宣伝した!
今回、始めっから完全サービス労働だもんね。
、、マジ、お電話待ってます。


「さぁってと、、ここからどうする?」

しかし俺の答えは決まっていた。

まずは門起を探し出す。
もはや幼虫回憶でどうにかなったなんて線は現状全く無い。

だとすればここまで連絡が取れない理由は一つしかない。

あいつサボってやがる!!!

北海道にて少々お高くついてしまった「調査費」の明細を叩きつける為、俺は夜の街を再び走り出したのだった。



バースデーメモリ6 
おしまい & to be continued (訳:俺たちの戦いはこれからだ)

オシャレじゃないけど、解説しちゃう。
細羽蒼真は、
年に一度始祖の素を作って同時に自分の記憶を全部失ってしまうヒロインの記憶を繋ぐ為にその力を使っています。
ぎりっぎりで彼女の記憶を全て自分にコピーし、記憶を無くした彼女にその記憶を戻す。そんな生き方。



北海道を出発する前に
「今回のお話はここまでだ!」
と聞き
「夕方からライブのご案内があるぞ!」
と聞き
ライブ中に
「この後皆で飲むぞ!」
と聞く。

ストーリーは続く!っという形をとったけれど、先の読めない展開に最高にハラハラし、
いつものような対決!みたいな展開は無くとも沢山の人の気持ちを凄く感じる。

大冒険のハッピー(な)バースデーでございました☆
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